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さすがファミ豚・・・   

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実践 生き残りのディーリング 矢口新著 という本の中に、組織と個人について書かれている部分があったので、ちょっと長いですが引用しておきます。
いとーちゅーは元大本営参謀の瀬島龍三氏が作った組織なのですが、子会社のファミ魔本部も下に行けば行くほど、底辺のSVなどは何も知らされていないようです。
今回のam/pmを吸収合併する動きを見ていて、ファミ魔の組織としての危うさを感じていたのですが、この本を読んで、理由がよく分かりました。

(引用開始)
作戦本部の命令が、中間組織によってゆがめられたり遅らされたりすることなく、正確に迅速に末端の兵士にまで行きわたる部隊が強いのです。ここで個々の兵士や中間組織が自らの判断で勝手気ままに動き出したりすれば、出し抜いて攻撃を始めるものもいれば、あるものは退却し、あるものは戦線離脱するなどして、強い軍隊が保てなくなるのです。
現場の兵士は自ら判断する能力を奪われています。そして自ら白黒をつける必要が無い、あるいはつけても無駄、百害あって一利なしということになると、物事に対する関心が次第に薄れ、どうでもよいことになっていきます。おそらく最強の軍隊の兵士は、局地的なものしか見ず、関心も持たず、命令の遂行に関すること以外は、非常にぼんやりした状態で戦っていることと思います。
これは軍隊だけでなく、学校や会社や国家にも当てはまることです。組織が効率的に動くためには、現場の能力を高めなければなりませんが、同時に現場にはどんな理不尽な命令でも従わせ、自ら判断する能力や意欲を奪い取る必要があるのです。
犬の調教と全く同じです。犬の調教では、犬が右に行こうとすれば左に引っ張り、止まろうとすれば進ませ、進もうとすれば止める。つまり、犬が自分の判断で行動しようとすることを、ことごとく否定して、服従させるのです。
強い組織にいたエリートであるはずなのに、組織を離れれば無能になってしまう人がいるとすれば、彼は良き兵士であった(でしかなかった)ということです。
(引用終了)

確かにこれで強い軍隊は作れるのですが、命令を出す作戦司令部がアホだったり現場を知らなかったりすると、203高地の乃木将軍になってしまいます。
下からのフードバックがない組織は、結局弱い組織なんじゃないかと、ワシは思うんですが、どうでしょう?^_^;
普通、児玉源太郎みたいな人が助けに来てはくれないです。
ワンマンなオーナー経営者ならすべてに全責任を取りますので良いのですが、サラリーマン社長はどうなのか、東電を見れば良く分かりますよね。
逃げ出してお仕舞いです。
ファミ魔は本当に危うい会社だと感じていたのですが、原因はこれだったのですね^_^;。


淡々と粛々と愚直に頑張りま~す。
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by mp33usa | 2011-04-01 16:01

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